うみすとりぃ 〜うみねこやの歴史(4)〜

《2004年》 つりオメデタ かけこみ遠征西へ東へ
  & そしてついに伝説の「海猫屋」へ・・・

この年のニュースは、なんと言ってもつりが結婚しオメデタとなったこと。結婚前までは常連の立川・羽田空港・さいたま市関連のイベントなどにゆるゆると出演させていただいていましたが、オメデタ速報が入ってからはなんだかもう大変!まるで生き急ぐかのように遠征ラッシュが始まったのでした。

1本目。長年の夢であった札幌遠征。北海道のアカペラバンドが集まるイベント「ハモサツ」への出演、翌日の札幌市内でのストリートライブ、そして うみにとって忘れることができないのが、うみねこやの名前の由来となった小樽のレストラン「海猫屋」 との出会い。突然お店を訪れマスターに自己紹介し、ずうずうしくも2曲その場で歌わせていただくことに・・・。マスターともすっかり仲良くなっていろんなお話をしましたが、中でも「ウミネコがいる場所には魚が沢山集まっている、つまりウミネコのいる場所には沢山の人が集まってくるという意味があるんだ・・・」というお言葉には一同カンゲキ。いやはや、、なるほど。

札幌遠征の味を占めたわけではありませんが、秋には鯛茶ヅケーズさんにお誘いいただき、ついに関西のアカペラの殿堂「Cash Box」 へ。関西はKAJa! 以来です。ところでこのライブは土曜日に行われましたが、金曜日はものすごーい台風で飛行機も新幹線も全て止まる勢いでし た。が、ライブ当日はステージ開始時間が近づくにつれ大雨が小雨に変わり、どんどんお天気が回復し、ついにお日様まで登場・・・・。いやー、これまでにも何度か似たようなシーンはあったけど、今度ばかりはうみの「晴れバンド」の地位を揺るがぬものにしましたね。ライト兄弟(別名:うみのてるてるボーイズ)バンザイ!!

しかしこのライブ、鯛茶はもちろんのこと、駆け込みで「AJI」も登場してくれて、ライブもさることながらその後の打ち上げも盛り上がりましたねー。AJI メンバーが作ってくれた鶏のカラアゲ食べちゃった・・・。ファンの方々に怒られそうだ・・・。

遠征ラストは福島県いわき市の呉羽総合病院ライブ。このライブは1年前以上前から企画担当の方にお願いされていたので、つりオメデタニュースよりずっと先に決まっていたもの。大きなお腹をかかえ、ホントに大丈夫かしらん?と心配しながらも「まあ、いざとなったら病院だし・・・」とワケ分からない理屈を つけて福島まで向かい、何とか無事歌い終えたのでした。運転手のしばたさん(つりご主人)、札幌に続きご同行ありがとうございました・・・)

しめくくりは年末の「つり産休前ライブ」。これまでの集大成ということで体力の続く限り歌おうと、全30曲歌いきりました。つり、重いお腹をかかえて、本当におつかれさま。